ざつなくらし

夫@無職と世帯年収900万円を目指すブログ

家事(主に炊事)に苦手意識を持つ理由

何故私は料理をするのを苦痛に感じるのか。

この間夫とも話したんだけど少しまとめてみます。
bowlofhygieia.hatenablog.com

子供の頃

小学生の頃から母親の手伝いはいくらかはしていたし、中学生の頃は働く母親に代わって夕食を作っている時期もありました。とはいえ献立はすでに決まっていて材料もあったし、私はレシピ通りに作るだけ。揚げ物は怖かったので揚げる前の状態までしておけばOK

もちろん親にも褒められたし、なんなら学校の先生にも褒められました。

当時は保健室に入り浸っており、養護の先生から「昨日のわたこちゃんちの夕飯は何だったの?」「先生はわたこちゃんの夕飯作りの話を聞くのが楽しみ」と言われてすごく嬉しかったのを覚えています。私ったらちょろくてかわいいな!

姉と弟がいてそれぞれ学校や遊びや帰宅は遅かったので、「なんで私だけ!」と思ってボイコットする時もありましたが、割と楽しく料理をしていました。

一人暮らしを始めたら

大学進学を機に一人暮らしを始めましたが、一人分の料理を作ることに慣れずに挫折。

友人を招いて振舞ったりもしましたが、材料費の問題もあるし、掃除も苦手だったので徐々に他人を部屋にあげなくなりました。大学時代はどちらかというと彼氏や友人の家でごちそうしてもらうことの方が多かったかもしれません。

「前の彼氏には料理を作ってあげていたのに何故自分には作ってくれないのか」とか「わたこちゃんは男受けが良くなる場面でだけ料理をする」とか、何故か上から目線で「料理は出来るからあとは部屋の掃除を頑張ればOKやね」などと言われモヤモヤすることもあったので、彼氏に料理を作るのは止めました。

社会人になってからは材料費の問題はクリアできたので、食べたいものがあるときは作り、恋心が絡まない友人に集合をかけていました。その時は部屋の掃除を頑張りました。

実家に帰ったら

生活費を出すかわりに家事は母がやってくれました。

そうこうしているうちに私は迂闊にもろくでなしと恋に落ち、結婚しました。

ろくでなしには借金がありました。

ろくでなしとの結婚生活

借金があるのはもう仕方がないからさっさと返そうと、夫婦一丸になって頑張ろうと決めました。

フルタイムの仕事の傍らで節約のために自炊をする私。しかし、仕事の拘束時間も収入もそう変わらないのに何故かろくでなしは家事をしませんでした。

「洗濯物取り込んでおいてね」

「郵便物が来るから受け取りをお願いね」

そういうレベルのことすらできなかったので、最初は怒り散らしていましたが、「もしやこの人は何らかの障害を抱えているのでは?」と疑うようになりました。なので「もし約束を守りたくても忘れちゃってそういう自分に嫌気が差すとか生き辛さを感じているなら教えてくれ。私も対応を変えるから」と伝えたら、今度は向こうが怒り散らしました。

つわりで寝込んでいるときでも「洗濯物が洗われていない!」という理由でわざと大きな音を立てて不機嫌アピールするような人でした。

そんな感じで少しずつ不満が積もっていたところに、ろくでなしが仕事終わりに遊んで帰ってきたか何かで用意していた夕食に手をつけない夜がありました。

これはもう今でも食べ物に対して悪いことをしたと本当に申し訳なく思っているのですが、私はその料理をろくでなしの目の前で廃棄しました。

「後で食べようと思ってたのに」とろくでなしは言いました。

「あなたの借金を返すために何故私だけが節約を頑張ってるのか」と私は問いました。自炊ももはや義務感だけでちっとも楽しくありませんでした。ろくでなしは,、

「わたこが好きでやってるんでしょ?」

と言いました。私はろくでなしの食事を用意するのをやめました。ついでにその他の生活費も完全に折半し、借金返済の手助けになることはすべてやめました。

実家に帰る

里帰り出産だったのでその間は家事はまた母がしてくれました。

お産自体は安産でしたが産前産後は私があっちが痛いこっちが痛いと言うものだから母も心配だったんだと思います。まさにいたれりつくせりでした。

床上げが済んで自宅に戻りましたが、ろくでなしの食事の用意をするのは苦痛で苦痛でたまりませんでした。それに加え、私の妊娠中にろくでなしが追加で借金をしているのが発覚し、「マジでこいつ死んでくれんかな」と心の底から思いました。配偶者の死を願うとかこのままじゃ私はやばいと思い、実家に戻りました。

そして家庭裁判所のお世話になったりしながら離婚しました。

で、まあ色々あって今に至る

母から、「子供の頃はあんなにしてたのになんで今はご飯を作らないの?」と訊かれたことがあります。

「子供の頃は褒めてもらえたでしょ?」「今はご飯作っても誰も褒めてくれないし」と答えましたが、相手のためにと思ってやっていたのに「お前が好きでやっていること」とろくでなしに言われたことが自分でもびっくりするほど許せないんですよね、いまだに。

ろくでなしからしたら私の作るご飯は美味しくなかったのかもしれないし恩着せがましかったのかもしれないし有難迷惑だったのかもしれない。夫婦一丸となってというのも私の独り善がりな考えだったのかもしれない。

「私はこんなに頑張っているんだから」と相手にも同等の頑張りを勝手に期待して勝手に裏切られたと思っているのかもしれませんが、それでも私は確かに傷ついたのです。

誰かのために料理をしようというシチュエーションになると、いまだにこの時のことを思い出して不穏な気持ちになるので、私は炊事が苦手です(´・ω・`)

まとめ

長々と書きましたが、早い話が言い訳ですね。

母や夫など代わりにしてくれる人がいるからやらないんです。甘えです。

私だって切羽詰まればやります。二男の離乳食も頑張って作ったよ!

でも頑張れたのも夫が「わたこさんありがとう」「えらい」「頑張ってるね」と褒めてくれるような人だからだと思います。

 

よし!最終的にはのろけに着地できたぞ!!

書き始めたら恨み節全開でどうなることかと思いました。呪いのブログになるところだった。危ない危ない。終わり良ければ総て良し!ですね。